モバイルはどこに行く?の続き・・・
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◇ 寒い日が続きます・・・ 第90号◇
☆モバイルオフィスの作り方 ★ 2005年02月01日
vol.0090
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□ モバイルはどこに行く?の続き・・・
□□ モバイルオフィススポット
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☆ モバイルはどこに行く?の続き・・・
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さて、混迷を続けるモバイルオフィスはいったいどこへ行くのでしょうか?と
いう実に無責任な内容で前回は終わりました。
今回は少し良いお知らせもありますのでそれを交えてモバイルオフィスの今後
を考えていきましょう。
◇ ちょっといい話
私はもう2年ほどシグマリオンを使っていることは皆さんご存じの通りで
す。
シグマリオンにNTTドコモのP-inm@sterをつけて主にアナログ
通信で会社のサーバーとデータ通信をして使っています。
この機械はもうだいぶ古い機械で、買ったときがすでに中古でしたからなか
なかの長寿で、もしかしたらもうあと5年ぐらいは活躍してくれるかもしれ
ません。
しかしYahooオークションではすでにシグマリオンIIの中古が旬を少し
過ぎた頃で、すでにその後継のシグマリオンIIIさえ新品では販売していな
いようです。
そのシグマリオンIIIはCPUが特殊で私が開発言語として愛用している
NsBasicが稼働しないといわれておりました。
ところが・・・・
◇ ふと気づくとシグマリオンIIIが会社にある!?
ふと気づくとシグマリオンIIIが会社にあるのです。何で???
実はNsBasicというのは私どものプログラマーのS君がカナダから仕
入れてはポツポツと売っているのですが、その開発者であるミスター・ジョ
ージ・ハナがシグマリオンIIIでもNsBasicが稼働できるはずだと言
ったのでカナダに送るというのです。
その中古のシグマリオンIIIを購入するために1月分のNsBasicの販
売利益を全部投入したようです。
(1ヶ月の販売利益が中古のシグマリオンIIIの1台分ですからS君の小商
い[コアキナイと発音してください]と言われるだけのことはあります。)
◇ ミスター・ジョージ頑張れ!
さて、ミスター・ジョージ・ハナがこのシグマリオンIIIで稼働するように
NsBasicを改造してくれたら次のような良いことが起こります。
・シグマリオンIIIが帰ってくる
・そのマシンでは高速に私の経費伝票や通信ソフトが稼働する
・今使っているシグマリオンが壊れて、予備機のシグマリオンIIがまた壊れ
てもその先の予備機のシグマリオンIIIがすでに用意されている。
これで少なくとも私は一生モバイルオフィスで困ることは無いのです。
今のシグマリオンのしぶとさを考えたら、この3台で私の余生は十分持つで
しょう。
なんと良い話ではありませんか・・・・
◇ で・・・・モバイルオフィスはどこへ行く?
さて、私が個人的にモバイルオフィスをどうしようがそれはそれとして、世
間のモバイルオフィスはどうなっているのでしょうか??
1.ノートパソコンとホットスポット
これは現状では大変有力な解です。数年のうちには燃料電池が実用化され
て残るはポインティングデバイス(マウス)の問題だけですが、WinX
Pの進化でこれも解決するかもしれません。
2.携帯電話がさらに進化する
これもなかなか有望です。ノキアなどではキーボードのついた携帯電話も
あるようで、ユーザーの数の多さを考慮するとノートパソコンといい勝負
をするように思います。
3.シャープのザウルス
よく頑張っています。ここまでしぶとく検討するとは思っていませんでし
た。種類も豊富で現在でも時折なかなか魅力的な新製品を投入しているよ
うです。
4.ポケットPC
WinCEの一種ですが、パームOSとよく似た形状で、しかしWinC
Eを搭載していますので開発環境が豊富です。
今でもNsBasicが売れているのはこのタイプ用です。
5.パームOS
いったいどこへ行ったのでしょうか?ソニーがひと頃健闘していたのです
が、このごろはあまり見かけません。
6.シグマリオン(WinCE)
使っている人がどれぐらいいるのかは知りませんが、私は愛用していま
す。
実はNTTドコモがまだ大量に流通在庫を持っているという噂があり、新
製品が出てこないことは少し寂しいですが、商品の供給は当分大丈夫なよ
うです。
たぶんタッチパネルを搭載したミニノートパソコンと進化した携帯電話との
一騎打ちになることと思います。
無線LANや高速のフォーマを駆使してインターネットやVPNを利用した
この2大勢力が当分競い合うことになるのでしょう。
私のモバイルオフィス(シグマリオンと低速のPHS通信)ですか?
この両陣営を最新鋭のジェット戦闘機としたら布張りの複葉機のようなもの
です。
たった一つ非常に良いことは・・・
超省エネルギーでどこででも使えることぐらいでしょうか?
結構このことは今後重要になると思うのですが・・・・
地球のエネルギーは大部分を急成長中の中国が使うのでこれからの日本はヨ
ーロッパを見習って自然に優しい循環型社会を作らないといけないからで
す。
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☆ モバイルオフィススポット
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前回は私の古い友人である佐藤君が出版した「小さな会社 集客のルール」
(フォレスト出版社)について本人への疑問点を問いかけました。
☆☆ すごい話
今日聞いたところですが、なんと初版を4日で完売し、現在第2版を刷って
いるそうです。
私はそんなすごいベストセラー作家にイチャモンをつけてしまった・・・
彼からは2度ほど返事をもらったのですが機会があればご紹介いたしましま
す。
◇ ランチェスターの第1法則
戦いは数の多い方が勝つという単純明快で美しい理論です。
私はこの第一法則を心から信じています。
たぶん世界一小さなソフト会社のマナベが?????
◇ 戦うときはいつも味方の数が多い!
たとえばある大きなソフト屋さんと競合したとしましょう。
この会社には500人のプログラマーがいます。もちろん資金も豊富です。
一方サボには4人しかプログラマーはいないし、いつもその日暮らしです。
もし競合した場合は戦うまでもなく、お互いの社員数と流動資産を公開し合
って、数で圧倒的に少ないサボは戦う前に降伏する??
いいえ、そうはなりません。
私どもが戦う場合はいつも相手よりこちらの人数が多い状態を作ります。
◇ そのからくりとは??
そのからくりは簡単で、たとえば関ヶ原の合戦とか艦隊決戦のように全軍の
総力戦であれば500対4でサボは必ず負けるのですが、戦いというのはそ
ういうものではありません。
500人プログラマーがいる会社が500人全員を投入しないといけないソ
フトなどそうはありません。
銀行の基幹システムか、OSか、どちらにしても私どもには関係のない戦い
です。
通常は3人とか5人とかのチームでやってくるのです。
相手が2人で来ればこちらは3人で、もし相手が3人でやってくれば4人投
入して必ず相手より優勢な状況を作ります。
じゃ、もし相手が10人でやってきたら・・・・
とっとと逃げます。
これが毛沢東やホー・チ・ミンが指導した戦い方です。
いつもその戦闘地域には相手より多数の兵を配置するのです。
もし、全軍の人数で一大決戦をするのであれば日中戦争は1日で日本軍が勝
っていたでしょうし、アメリカ軍は半日でベトコンを殲滅したと思います。
彼らはその戦いの場でいつもランチェスターの第一法則通り敵より多人数を
配置したのです。
◇ 兵力の集中こそすべて
戦いの要諦は兵力の集中です。いつも自分が動員できる兵力より敵が少ない
戦場を探してそこに兵力を高速で集中するのです。
(その為にはどこに敵が少ないかを知る情報力が必要、そしてそこに高速で
兵力を集中する機動力が必要)
◇ やってはいけない逐次投入
さて、自軍の人数が少ない戦場に敵のやや大軍が攻めてきたという連絡をも
らったときにどうするか・・・・
100人の守備隊に200人が攻めてきたという報告を聞いて150人を増
援してはいけないのです。
150人がたどり着いたときには元の100人は全滅して150対200で
またもや負けるかもしれないからです。
しかも150人の増援部隊も苦戦しているという報告を受けて、”じゃ今度
は200人”増援しようというのはやはり間違いです。
たぶん敵はこの戦いが重要だと気づいてもう100人ぐらい増援し、最初の
増援部隊が全滅していたら200対300でまた負けるのです。
このことを”兵力の逐次投入各個撃破”と呼びます。
逐次投入した兵力が各個に撃破されるという意味で、もっともやってはいけ
ないことなのです。
◇ そんなアホな・・・・
そんなアホなことを実際に戦いで行うはずがないと思われる方も多いでしょ
う。
しかし、ちょっと歴史をみたら・・・・
ノモンハン事件もそうですし、太平洋戦争でもずいぶんこの手のことが行わ
れています。
もっともこれで失敗したのは日本だけではないですが・・・・
現代のビジネスでもちょっとしたトラブルに新人を投入して失敗し、ではと
言うことでもう少しましな担当者を送り込んでラチがあかず、ベテランを投
入する頃にはお客様が怒り狂っているということがよくあります。
最初にベテランを投入していれば30分で片づくことなのに・・・
◇ 再びランチェスターの第1法則
さて、相手が2人投入すれば3人投入して勝てるということを申し上げまし
たが、実は私どもの戦略はそうではありません。
敵が一人もいないところに無血上陸をするのです。
大切なことは少数の敵と戦って包囲殲滅することではなく、敵が一人もいな
いところにテクテクと歩いていって占領することです。
戦うリスクもなければ武器弾薬の節約にもなります。
ここで・・・ランチェスターの第一法則(マナベバージョン)
戦いは数が多い方が勝つ。しかし、敵がいなければもっと確実!
◇ と言うことは・・・・
私たちのビジネスで言えば、世間でたくさんの会社が手がけていることはさ
っさとやめるのです。
そして誰もやっていないことをなるだけやります。
ただし、誰もやらないことには以下のような理由があります。
1.需要がない
2.難しくて誰にもできない
3.難しくは無いが誰も気づいていない
1)を選択したらえらいことです。確かに敵はいませんがそこでは生きてい
けません。
次に2)ですが、これができたらよいのですがなかなか難しい!
と言うことで主に3)をねらうことにしましょう。
いつもながら情けない結論です。ただし、3)は自分が成功したらすぐに他
社も気づき、しかもさほど難しくないのですぐに敵が現れます。
そこでさっさと見切って次のマーケットに引っ越す無欲さというか思い切り
の良さが必要です。
このようなことをあれやこれやと佐藤君は解説しているようです。
なかなかの名著ですね。
今日の教訓は・・・・
○ 敵が少人数で守っている場所を探し出す情報力が重要
○ 敵が気づいて増援する前に兵力を集中するスピードが重要
○ しかし、敵のいないところを探し出す情報力があれば戦う必要さえない
○ たとえ自分たちが支配している場所でも敵が大軍でやってきたらさっさ
と逃げて他の無人地帯を占領すること
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