世間のモバイルオフィスの様子
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◇ 今年はついに夏がなかったような・・・・・・ 第120号◇
☆モバイルオフィスの作り方 ★ 2005年08月30日
vol.0120
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
□ 世間のモバイルオフィスの様子
□ なぜパソコンの経験がいらないの??
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 世間のモバイルオフィスの様子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年は夏がなかったような気がします。ご存じの通り大変悲しい目にあって、
悲しみを圧縮して心の奥底に沈めるときにその前後の1ヶ月ほどを一緒に封じ
てしまったようです。
もう秋です。
◇ ノキアの広告
世界的な携帯電話会社のノキアの広告に”モバイルオフィス”というフレー
ズが出てきます。
また、新聞などでドコモやAUの最新の機器の使い方はちょっとしたパソコ
ンかまたはそのレプリケーションになってきているようです。
確かにモバイルのツールとしては携帯電話でよいのかも・・・・
◇ 少し恥ずかしいぞ!
しかし、携帯電話がもパイルツールとして進化するプロセスでどうしても電
話という大切な機能と大きなディスプレー(と言っても小さいのですが)と
のせめぎ合いがあり、どうしても電話としての形が不細工です。
このあたりは大変難しいところで、私は電話(PHSですが)は電話として
便利であって欲しいと思います。
◇ もう一つの理由
出張でよく東北や北海道の、それもちょっとへんぴなところに出かけます。
私の場合はほとんど汽車の旅ですのでPHSの電波の届かないところが多い
上、夜はホテルではなく夜行の寝台特急です。
トワイライトエクスプレスをのぞいて寝台特急には電源がありませんのでP
HSの充電ができません。
その結果、PHSのバッテリーがアップしたときにそれでもモバイルのメー
ル機能があると会社のバックオフィスと情報の交換が可能です。
出張中はまるで戦闘機が空中の指揮支援機から支援を受けるようにあれこれ
と依頼してはその結果をメールなどで受信します。
要は出張中はモバイルオフィスは電話のバックアップも兼ねているのです。
◇ それでも携帯電話か・・・
それでもやはり時代の流れは携帯電話かもしれません。
カメラがついて、エクセルやワードのビューワもあって、メールが使えてイ
ンターネットのフルブラウザがついていて、まさに小さなオフィスです。
特にカメラは重要で、最近では会議の際のホワイトボードなどもカメラで撮
っておくそうです。
◇ どこでも仕事、いつでも仕事
本当はモバイルオフィスはどこでもいつでも仕事ができればそれでよいので
す。
携帯電話でもシグマリオンでも・・・
ただ、私はものを書く道具としてのモバイルオフィスに重点を置いています
ので今のところはキーボードのついてシグマリオンが気に入っています。
でも、この前テレビで見たのですが、携帯電話ぐらいの大きさの道具から赤
い光がでて、前の白い机にキーボードを投影して、そこを押す??とキー入
力ができるというものもできていました。
これらが実現すると本当にもう何でもよくなるような気がします。
毎日毎日が超多忙です。
元々余裕などない体制で仕事をしており、その上マーケットは拡大基調。
そこに4人しかいないプログラマの1人が急にいなくなったのですから・・・
私にとってはどこにいても仕事ができるモバイルオフィスはよりいっそう重要
になりつつあります。
あと・・・問題は、何のために稼ぐのか?
という根源的な問題とどのように折り合いをつけるかですね。
物憂い気分は変わらず続いています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ なぜパソコンの経験がいらないの??
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、前回の本編で私どもが若い人を募集していることをお伝えしました。
私どもは至って真剣なのですが、幸い早速面接に来てくださる方が現れまし
た。
それにしても何人かの方にお問い合せをいただいたのですが・・・・
◇ なぜパソコンの経験がいらないの??
というか、プログラマを採用するに当たって、なぜ経験者を採らないのか
??と言うことが皆さん不思議なようで、もっとはっきり言うとうさんくさ
いようです。
私どももこのことにははっきりお答えしないといけませんので懸命に考えま
した。
今回の件はかなり真剣です。
◇ プログラムは簡単だけれど仕事は難しい
私どもがプログラムの経験にほとんど重点を置かないのは以下のような理由
です。
・ プログラムはすごく簡単
10年前、15年前のことを思い出してください。
OSはMS-DOSで、メインメモリはせいぜい180kバイト程度(1
80Mではなくでキロです)でろくな開発言語もありませんでした。
プリンドライバもなくて、データベースだってごく非力なものでした。
ネットワークなど高価でしかもさらにメモリを圧迫するし、通信など夢の
また夢!
そんな時代でもやっていることは今と大して変わりません。
乏しい資源と非力なCPUと不自由な開発環境で懸命にプログラムをして
いました。
この時代のプログラムは大変難しいものでした。
翻って、現在!!
広大なメモリとハードディスク。通信でさえ当時のLANよりはるかに速
いし何でも作れる開発環境!
どんなに下手なプログラムを書いても高速で処理するマシンパワー!
これは業界の秘密ですが、プログラムはこの10年ほどで飛躍的に簡単に
なったのです。
・ しかし、仕事は相変わらず難しい
さて、このように爆発的によくなったプログラム作りとは全く別で、仕事
の難しさがあります。
ある会社のわがままな社長がいたとしましょう。
この人はこの10年で飛躍的に物わかりがよくなったか??
そんなことはないのです。現実の仕事はいつも難しいですし、システムを
1つ作るとやはり体重が数キロ落ちるぐらい緊張します。
私たちはこの簡単になったプログラミングではなく、普通にお客様とお話が
できて自分の仕事に誠実である人が欲しいのです。
◇ 私たちはプロですから・・・
それに私たちの専門はシステム作りです。
私たち以上にシステム作り(プログラム作り)を上手に教育できる人がいる
とは思えません。
このことは重要ですから繰り返しますが、システム作りの方法を教育するの
に私たち以上に適切な人や機関があるでしょうか?
私たちより上手でないところで教えてもらったプログラミング技術が私たち
のところで即戦力になるとは思えません。
また、それを独学で、または経験から体得した人が私どもの募集に応募する
とは思えません。
それだけの実力があれば独立して会社を作るでしょう。
私たちが新人君に教育できることはまずはプログラミングです。
そんな私たちがすでにプログラムの経験のある人たちを募集する必然性があ
りません。
私たちはプログラミングとシステム作りの方法を教えます。
貧乏暮らしを楽しく過ごす方法も教えられます。
しかし、それ以外は特に教えてあげられることはないかもしれません。
お金の儲け方など教えられるぐらいなら私たちがもっとリッチになっています。
と。自慢することでもないですが・・・・
◇ 要は弟子を採用しようとしているようです
私どもの会社ではいわゆる肩書きがありません。
私どもには社長も専務も部長も課長も係長も主任もいないのです。
では今度やってくる新人君に対して私はどのような立場で臨むのでしょう
か??
もっとも適切な言葉は”師匠”でしょう。
少し時間をかけて若者を教育し、自分たちの技術と仕事を伝承するつもりで
すので既成の概念で最も近いものは師匠と弟子だと思います。
伝統的な工芸の世界では就職とは言わず、弟子入りとか入門とか言います。
実際にはもう少し今風の会社なのですが、強いて表現するならこのイメージ
が最も近いかもしれません。
従って、若い人は自分たちで教育し、育てるつもりです。
何より、私たちの大切な仕事を受け継いでくれる大切な人材ですからどんな
に時間と手間がかかっても自分たちの手で育てるしかないのです。
この結論を考え出すまでに結構なエネルギーをかけました。
他のプログラマーとも時間をかけて討論しました。
今風の資本の原理とか成果主義とはほど遠い考え方ですが、よい技術屋を育て
るにはこの方法しかないと考えています。
大資本になろうとは思いませんが、”あそこで修業したなら一流だ”と言われ
るような会社になれればと考えています。
私たちはプログラマーです。一生をかけて”名人上手”と呼ばれる技術屋にな
ることを目指すプログラマーなのです。
それにしてもこんなことで皆さんが不思議に思うことはすごく意外でした。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

最近のコメント