« 2007年12月 3日 (月) | トップページ | 2007年12月18日 (火) »

2007年12月12日 (水)

久々の出張でもの思う

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

◇ あっという間に師走の中旬             第230
☆モバイルオフィスの作り方 ★ 2007年12月11日
                            Vol.0230

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/__/_/_/_/_/_/_/_/_

□   久々の出張でもの思う
□   美は匠にあり

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 久々の出張でもの思う
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
久々の出張です。それも出かける前日の夜に決まるという慌ただしさ
で、突然北国に出かけました。

◇ 新幹線を乗り継ぎ、特急にも乗る
 自宅を早朝の5時半頃出て、最寄りのJRの駅で目的地までのチケッ
 トを買います。
 
 西明石まで出て、そこから”ひかり”で新大阪へ、そしての”ぞみ
 に”乗り換えて東京へ・・・
 
 東京からは”はやて(東北新幹線)”に乗って終点の八戸へ、そこで
 特急津軽に乗って、目的地の青森まで・・・
 
 1,350km、7時間48分の旅です。
 
 青森は思ったほど寒くはなく、仕事も順調に進みました。
 
◇ 帰りは寝台特急で
 いつもの通り、帰りは寝台特急”日本海4号です。”
 こちらは1,100kmほどですが14時間39分かかります。
 
 青森に着いたのは午後2時半頃で、日本海4号は夕方の7時半に出発
 ですから、気分的には日帰り出張です。
 
 
 遠い青森駅でも、日本海4号に乗ると、そこはもう大阪までの”どこ
 でもドア”のようなもので、ただ寝ていると大阪に帰れるのです。
 
 
◇ JRが安い!!
 ところで、驚いたのですが、JRが安く感じられます。
 
 元は航空機で出かける予定でしたが、割引をうけなければ35,00
 0ほどの運賃のようです。
 
 それに比べて、新幹線を利用した往路は自宅から目的地まで22,0
 00ほど、帰りは寝台特急で少し高いのですが、27,000ほどで
 す。
 往復でほぼ50,000です。
 
 航空機で出かけたらどうしても1泊はホテルで泊まりますので、更に
 高くなり、帰り着く時間もさほど変わりません。
 
 
 以前、八戸(青森県の南端)に出張したときも、どうしても日帰りし
 たかったのですが航空機では無理でした。
 
 乗っている時間は短いのですが、便数が桁違いに少ないので、結局新
 幹線で往復しました。
 
 青森駅までもうすぐ新幹線が開通しますが、そうなると日帰りも可能
 でしょう。
 
◇ 寝台特急に乗ったら帰ったのも同じ
 さて、雪の青森駅で、たった1日の出張ではありますが、日本海4号
 の止まっているのを見つけ、行き先表示に”大阪”と書かれているの
 を見たときは感慨ひとしおでした。
 
 そのドアをくぐった瞬間にもう関西に帰ったようなものです。
 
 まさにドア・ツー・ドアの感覚で、つくづくJRはありがたいものだ
 と思います。
 
 往復2,400kmの旅を突然はじめても何の難しいこともなく、読
 書しながら寝ているだけで実現してくれるのです。
 
 日本海4号に乗ったらまず車掌さんが検札にまわってくるのですが
 、”寒くないですか?後でもう少し暖かくしますので・・・”と声を
 かけてくれます。
 
 遠い旅路ではそんな些細な心遣いが心にしみます。
 

◇ 目を覚ましたら琵琶湖の湖西
 ほとんど寝ずに出発しましたので、新幹線の中でよく寝たと思ったの
 ですが、日本海4号に乗って駅弁を食べ終わるなり寝てしまいまし
 た。
 
 目を覚まして車外を眺めると、もう琵琶湖の湖西を走っています。
 もう京都まで30分ほどですし、すれ違う列車も日頃見慣れた快速や
 新快速です。
 
 帰ってきたのです。
 
 
何となく航空機の方が早くて便利という気がしますが、航空機が便利な
のは北海道以遠でしょう。

青森はぎりぎり、JRの特急の方が便利でトータルの時間も短くて済む
ようです。
それに旅情が全く違います。

同じ出張でも航空機で出かけたら”ビジネス”ですが、列車で出かけた
らそれは”旅”です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 美は匠にあり
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
法然さんのご本で手こずり、その後は”密教と曼荼羅”という本を読ん
で手こずりましたが、今度の本は文句なしに楽しめます。


◇ 美は匠にあり
 この本はすでに故人となられた白洲正子さんがお書きになられた本
 で、漆器や陶器の作者のお話です。
 
 ”花が美しいのであって花の美というものはない”などと言ったちょ
 っと難しいお話も出てきますが、ものを作るのを見たり、その作品を
 眺めたりするのが好きな方にはたまらない魅力のある本です。
 
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%94%FC%82%CD%8F%A0%82%C9%82%A0%82%E8&Go.x=15&Go.y=19

 私は生来の怠け者で、細工物を自らするほどの根気はなく、かといっ
 て良いものを集めて楽しむほどの甲斐性もありません。
 ただ、時にそういった細工物や造形物を見る機会があると、ちょっと
 心をときめかすだけです。
 
 
◇ 用の美
 美しいものと言うより、”どうやって作るのだろう?”と思えるよう
 な工芸品や、日常使うものの中に味のあるものを見るのが好きです。
 
 美術品にはあまり興味が無く、道具などのちょっと凝った、またはセ
 ンスの良いものが大好きなのです。
 
 でも、自ら所有しようと言うほどの執着は無いですし、手入れをする
 ほどのまめさも無いのです。
 
 でも、見るのは好きで、特に作っているのを見せていただくのは大好
 きです。
 
 
 生活の中で使われる日用品の中で美しい小物を”用の美”と言うそう
 で、日本人はこの用の美を大切にしてきたようです。
 
 ソフトウェアーでもそうなのですが、必要な機能を詰め込んで、不要
 なものをそぎ落とすと、私のような不精者が作ってもそれなりの迫力
 と風格がでます。
 
 
 そこを手を抜くと、何となく緊張感のないものになります。
 
 
 まして、やり直しもバグ取りも出来ない手工芸品はまさに一期一会、
 潔い技術だと思います。
 
 
◇ たくさんの職人さんの一流の芸の紹介
 一流の芸と言うより、職人さんたちの作品に向かう姿勢と人となりを
 愛情いっぱいに紹介されています。
 
 そして、彼らの理屈をこねない仕事ぶりが丹念に語られているので
 す。
 
 長い年月をかけて培ったその技術もすばらしいですが、それを本で紹
 介できる著者の素養もすごい!
 
 退屈せずに一気に読んでしまいました。
 (その速度は法然さんの時の5倍ほど・・・・)
 
 
白洲正子さんはかの白洲次郎さんの奥様です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B4%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E

白洲次郎さんは私の尊敬する歴史上の人物-近代編にトップランキング
される方ですが、旦那様も偉ければ、奥様も偉いのだ・・・
と感心することしきりです。

文句なしに楽しめました。


今はまたもや”良寛和尚”の本で手こずっていますので、しばらく本の
紹介は期待しないでください。

| | コメント (0)

« 2007年12月 3日 (月) | トップページ | 2007年12月18日 (火) »