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ポスト君というソフト

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◇ 今年も桜が咲きました                第242
☆モバイルオフィスの作り方 ★ 2008/04/07(月)
                            Vol.0242

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□   ポスト君というソフト
□   叡山の澄法師を学ぶ

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☆ ポスト君というソフト
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遠い昔のことですが、NiftyServe(現@Nifty)の電子メールというサー
ビスがありました。
それは使いにくいサービスでしたが、それでも当時はそれしかなかった
ので結構使いました。その当時のお話しです。

◇ ポスト君というソフト
 さて、その使いにくいメールに対して今で言うようなメーラーソフト
 はありませんでした。
 
 そこに登場したのが”ポスト君”と言うソフトです。
 
 これは宛名やタイトル、本文をテキストで書いたファイルを指定して
 実行すると、Niftyに接続してアップロードし、ついでに新着のメー
 ルをダウンロードしてきてくれるという優れものです。
 
 何しろ、電話代が10円/分とNifyu料金が10円/分かかった時代
 の話です。
 
 Nifty上で腐ったエディターで、たどたどしく書いているとすぐに料
 金がたくさんかかるのに、ポスト君を使えば10秒ほどでメールを送
 信してくれました。
 
◇ VZエディターに組み込む
 さて、ポスト君はコマンド型のソフトですからVZエディターのマク
 ロと組み合わせると、まるでエディターがメールソフトのようになり
 ました。
 
◇ さらに・・・・
 さらにNiftyのバイナリーメール(今で言う添付)機能を使う
 と、ちょっとした大きさであればデータファイルを遠隔地に送信でき
 ました。
 
 私はこの機能をプログラムに組み込んであるレンタカー会社のシステ
 ムの本支店間のデータ送受信システムを作りました。
 
 スピードサーブの遠いご先祖であり、まだ5インチのFDDの時代に
 は画期的な遠隔地ネットワークシステムでした。
 
◇ ポスト君の優れている点
 コマンド型のソフトで、対話型のインターフェースは持っていませ
 ん。
 メール本文も含めて、テキストファイルで設定し、彼は単純にメール
 のアップとダウンをするだけのソフトです。
 
 つまり部品になったのです。
 
 確かシェアウェアーで、数千円だったと思いますが、とても優れたソ
 フトでした。
 
 もう、どこを探しても見あたりませんが・・・
 
 
◇ Win版ポスト君を作るぞ!
 懐かしくポスト君を思い出しましたが、今なら簡単に作れます。
 
 あのMS-DOSの640kしかないメモリーと通信のパーツをすべ
 て自作しないといけなかった時代はとても難しかったと思うのです
 が、今ならとっても簡単なのです。
 
 テキストファイルで指定したアドレスにタイトルや本文を読み込ん
 で、添付ファイルを添付して送信し、一定のタイトルのメールを受信
 するだけの道具を作ってみましょう。
 
 きっといろいろな場面で活躍するでしょう。
 
◇ なぜこんなパーツが今はないの??
 なぜこんな小粋なパーツが今はないのでしょうか?
 技術の問題ではなく、何を作りたいか?と言う問題のような気がしま
 す。
 
 何もかもが便利すぎるからでしょうか??
 
 このほかにも、KJOGやNIFP、PRT++など懐かしくて、皆
 さんにご紹介したいソフトがまだたくさんあります。
 
時代が進み、ソフトウェアーの開発はとても簡単になりましたが、小粋
で軽快なソフト(昔はたくさんあった)がどこにも見あたりません。
私たちが作って配るしかないようです。
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☆ 叡山の澄法師を学ぶ
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さて、困ったことです。
法然和尚のお話を3度読み、その難解さに困惑し、それでも懲りずに今
度は叡山の澄法師の本を読み始めました。


◇ 叡山の澄法師を学ぶ
 叡山の澄法師とは空海和尚がそう表現したと思うのですが、比叡山で
 天台宗を開かれた伝教大師、最澄和尚のことです。
 
 なぜこんな事になったのか自分でもよく分からないのですが、成り行
 きに任せていたら最澄和尚にたどり着きました。
 
 ちょっとここで、事の成り行きを整理してみます。
 
 ・ ”食う寝る座る永平寺修行記”を読んで心の安らぎを得る
 ・ 曹洞宗の道元和尚の事を調べる
 ・ 時代が近いので、ちょっと道草を食って法然和尚と出会う
  (3回読んだがよく分からない)
 ・ 法然和尚の教えをたどれば、どうしても最澄和尚に行き着く
 ・ 最澄和尚を知れば、必然的に我らが空海和尚まで行ってしまう
 
 どうもこのような道筋で迷い込んだようです。
 
◇ 最澄和尚に心惹かれる
 ・もっとも澄んだ和尚様
 
 さて、私は最澄和尚のことはほとんど何も知りませんでした。
 平安時代に桓武天皇の為に都の丑寅の鬼門である比叡山に結界を作っ
 たのだろうと漠然と思っていました。
 
 でもちょっと知ってみると・・・
 
 日本を代表する思想家であり、教育者であり、もちろん宗教家です。
 同時代にあの空海和尚がおられ、やや個人としては空海和尚の輝きに
 隠れそうですが、法然和尚、栄西和尚、日蓮和尚、親鸞和尚、道元和
 尚などその後の鎌倉時代の偉人たちが皆、最澄和尚の門から出ている
 ことを考えると、日本でもっとも偉大な教育者かもしれません。
 
 また、日本の思想やテクノロジーにはオリジナリティーが欠けている
 と批判されがちですが、最澄和尚の教えは全くのオリジナルで、お釈
 迦様の説かれた教えとも、その後のインドや中国の仏教とも違い、日
 本独自の仏教を説かれたようです。
 
 
 さて、私はなぜ最澄和尚に心惹かれるのでしょうか??
 
◇ 信心する気は毛頭ない!
 困ったことに、私は信心する気は毛頭ない、罰当たりな不信心もので
 す。
 (そんな私のような罰当たりでも、ありがたくも阿弥陀如来はお救い
  下さると法然和尚はおっしゃっていますが・・・)
  
 どうも、法然和尚が説かれる教えの根拠が昔のお経だと言うことに一
 抹の疑義を感じるのです。
 
 しかし、信心が出来ないことと、大勢の凡下を救おうと一生をかけた
 彼の和尚たちへの尊敬はまた別物です。
 心から尊敬しています。
 
 生涯をかけて道を求め、そこに大勢の弟子が集まり、修行に明け暮れ
 る事に心惹かれるのでしょうか??
 
 人はどこから来てどこへ行くのか?と言う私の疑問に科学は何の答え
 も用意してくれていません。
 
 もしかしたら、最澄和尚の説かれたところにその答えがあるのではな
 いかと思っているのでしょうか??
 
 よく分かりませんが、少なくともアインシュタイン先生よりは近い答
 えを教えてくださりそうです。
 
◇ 今度の本は少しマシ
 さて、今度読み始めたのはやはり梅原猛先生の書かれた”最澄と空海
 日本人の心のふるさと”という本です。

 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31526165
 
 ご存じのように梅原先生の本業は哲学者で、”法然の哀しみ”はとて
 も手こずりましたが、今度のご本は平易です。
 
 この本は何かの講演の為のご本のようです。
 先生もおっしゃっていますが、例えば親鸞和尚の”教行信証”は論文
 であってとても難解なものだそうです。
 
 ところが”歎異抄”はそのお弟子の唯円和尚が師匠に質問して答えて
 もらったというインタビュー形式なので比較的(あくまでも比較的)
 にわかりやすいそうです。
 
 ”最澄と空海 日本人の心のふるさと”も論文と言うより、一般の私
 たちに説明すると言うスタイルを取っているのでわかりやすいのでし
 ょうか??
 
ありがたいもので、道元和尚から法然和尚へとすすみ、さらに最澄和尚
を学びかけて、本来の仏教の教えはいっかな理解できませんが、人にも
のを伝える技術は学べました。

これも御仏の功徳でしょうか・・・・・

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